「きむらさんちの整体療法」は痛いことをしない療法ではありません。
痛いことをしてはいけない療法です。
一般の整体のイメージとは全く違うゆるやかな全く痛くない方法で気持ちのよい療法です。
機械、器具等も使いません。
ほぐしと称した無資格マッサージや、骨に対して施術を行う強い整体ではなく、筋肉に対してソフトな刺激(身体をゆらしたり、ゆったり回すといった)を行う整体です。
なぜ?無痛療法か?
初めての方には、今まで受けてきた他の療法のイメージとの違いから「なんでこれで治るの?」「どうしてこれで楽になるの?」「不思議なんだけど良くなるんだよね!」
「何をされたか分からない?でも良くなっている!」・・・と驚かれます。
私たちは西洋医学的な健康観の常識の中で生きてきました。
体調が悪ければ「薬で治せば良い」「サプリメントと健康食品もあるよね?」「刺激的な強揉みのマッサージとか痛いくらいの整体が良いのでは?」という外側からの足し算の考え方が常識であるかのごとく頭にインプットされています。
しかし、「何かを外から足せば治る」という考え方をそろそろ見直す時期に来ているのではないでしょうか?
なぜなら、人の身体は本来「何にもしなくても自ら治るもの」だからです。
ケガをしても普通なら自然に再生されますし、風邪をひいても静かに寝ていれば勝手に治る。
これらは「自然治癒力」「自己治癒力」と言われています。
本来の健全な状態を維持する不都合な状況からの「修正力」とも言い換えられると思います。
ところが、日々の生活の中で「肉体的なムリ」や「精神的なストレス」等で身体が本来の働きが出来ていなかったり、歪みをはじめとした不調の原因が日々積み重なればその働きを損なうことになってしまいます。
であれば、
不都合な身体の状態-真の原因=「改善」という引き算をすればいいのではないでしょうか。
外部からの「何かを足して」治すのではなく、「身体本来の働きを思い出させて」内側から治すのです。
私が行なっている整体は「きむらさんちの整体療法」といいます。
身体のバランスを整えることで、その本来の働きを取り戻すことを目的とした整体療法です。
整体によって治そうとしているのではなく、身体本来の治癒力によって改善に導くために、整体を利用しているのです。
ですから、外から無理な矯正や強い刺激を入れるのではなく
身体が喜ぶ「気持い~い」施術になっています。
今までの常識に囚われている方には不思議に見えることが多く
「なんでこんなことで良くなるんだろう?」と言われたりします。
「整体で治してる」という今までの常識だとそう感じるんだと思います。
きむらさんちの整体療法は身体が自分で自分を治す働きをちょっとお手伝いしているだけなんです。
作用と反作用
例えば肩が凝った場合、それを力ずくで叩いたり、揉み解したりした場合、
叩いたり揉まれた肩の筋肉は、その場では解されますが、その後は…。
また、力ずくで押したり、揉まれたりすることに対応するために、更に強固に硬く緊張します。
調度、物理の作用と反作用の法則の様に…。
では、どうすれば良いか?
やさしくしてあげる事です。
やさしい手法であれば、それに対応するには…。
緩んで楽になるしかない!
ということになります。